採れたままの真珠

真珠は、主に採れた後、染み抜きというような作業を、ほとんどのものは施しています。

汚れを取り除くような意味合いですね。

そのあと、染めるもの、染めなくても非常に美しいもの、など振り分けられていくわけです。

結構前ですが、そのような、染めだけでなく染み抜きすらしていないという、完全ナチュラルなあこやを仕入れました。

染み抜きなどをしていないので、なんとなくですが、渋さがあります。

ずーっと時々は出して、眺めていたのですが、何ともこの落ち着いた色合いがアンティークみたいだなと思い始めました。

サイズは7-8ミリくらいかと思います。

程よいサイズで、光や角度で印象の代わる落ち着いたこの色が魅力的でしたので、ちょうどパールのピアスを作るタイミングもあり、ペアになるものをピアスにしました。

上は赤味のある美しいホワイトのあこやという感じ。

その下は銀色味のあるとても落ち着いた素敵な色合い。

その下3つめは少し青味があり、ベージュ系の色をした照りの強めなもの。

一番最後は、ふんわりとベージュ系の優しい色。

蛍光灯。

白熱灯。

白熱は点で光が当たるので、照りが強く見えて、それはそれで美しいですね。

長く使っていると、黄味が強くなることがあります。

そうなるかどうかは時がたってみないとわからないもので、かといって照りが落ちるわけではないようです。

優しい色合いになっていくのかなという印象です。

染めも染み抜きもされていない、ゆえにこの大きさの、えくぼもほぼ見当たらない美しいあこやですが、ペアで10,800円という結構破格かなと思います。

夏って、パールがとっても美しく映えますよね。

そういえば6月はパールじゃないですか。

あまり考えていなかったのですが、そういえば誕生石。

今ブログを書きながら気づきました。

これでも宝石屋かよ、と突っ込みたくなります。

というわけで、それ以外にもあこやのベビーも少し追加しました。

ヘビロテ用にひとついかがでしょう。

残りのスーパーナチュラルなこのあこやは、リングにする予定ですが、まだできてません。

少々お待ちくださいませ。