OldEuropeancut ペンダント

これが本命。

今までに仕入れたオールドヨーロピアンカットは、もう半分以上は皆様のところに旅立っているような状況で、この後はまたなかなか手に入らない状態でございます。

そんなピースの中で、どうしても選ばれずらいものがおります。

ずっとここに残るのも、ということと、オールドヨーロピアンカット推しの私としては、もっともっと魅力を伝えたい、そしてたくさん仕入れたい、気持ちが大きいのです。

そしてこの良さをどう伝えるかというところで、ずっとずっと、悩んでおりました。

かつ、オールドカットに限らずですがずっとずっとずっとやりたかったデザインというのがございまして、ふと、これは私が身に着けて体現すること、それが一番!ということで、いつもここにずっといたこのピースを使って作りました。

超シンプルデザインです。

石は、Mカラーなのでイエローがふんわりとよくわかりますね。

クラリティーはSIですが、ボーダーあたりなので、VS寄り。

この透明感と、きらきら輝く具合と、照りとが相まって、本当に魅力が詰まり切ったダイアモンドです。

サイズは0.671ct。

幅のある覆輪にして、ブラシをかけています。

今回のポイントは、この幅広の覆輪と、石座とチェーンのコンビネーション。

これが、何よりやりたかったことです。

私には、プラチナが肌の色的にも合います。

でもイエローも身につけたい。

なので、チェーンはプラチナで、トップはイエローにしてみました。

チェーンもあえてカット小豆ではなくて、丸小豆で太め。

かっこよさを追求してみました。

オールドカットはほとんどが厚みのないタイプなので、ペンダントには最適です。

 

自分自身、いまこの年齢で、そしてこの仕事、本来の自分らしいもの、というところを常に模索していました。

かなり幅広い年齢の皆様にご利用いただいている福永宝飾店ですが、いったいいつまで自分が今のアイテムを作り続けられるだろうか、と考えます。

常にずっとその年齢の感性というものでもなく、一緒に成長していくものだと思っています。

常に成長し、その時だけでなく長く愛用してもらえるデザインを考えたいと思っております。

そして柔軟に。

 

このペンダントは、とにかく自分らしいなと感じています。

ダイアモンドのペンダント。

最強です。

例えば、チェーンをもう少し太く、シルバーにして、あえていぶしかけていくのもかっこいいかななんて思ったりもします。

もちろんチェーンがゴールドでトップがプラチナも素敵だと思います。

 

時間はかかりますが、ご希望あればそれぞれ1つしかないオールドカットなどちょっと変わり種のダイアモンドを探しますので、いつでもご相談ください。

基本的に毎日つけるようにしていますので、気になるかたは私の首元をご覧ください。