1人で真珠ツアー 4話目
そのまえに!
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ではでは。
真珠ツアーいきます。
気がつけば、大変に天気も良くなってきて、汗ばむくらいの陽気になりました。
到着してまずは、真珠養殖についての説明を、小屋からつながったいかだの上で行いました。
ゆらゆらと心地よい感じです。
そのあといざ船で、、、と思いきや、なんと今まさに取りかかっている貝への核入れをさせていただけるというではありませんか。
いいんでしょうか、本当に私やってもいいんでしょうか、ほんとうでしょうか、と何度確認したことか。
聞けば、こういうツアー的なものは時々やられているそうで、核入れも皆さんやっているとのこと。
ならばとドキドキしながら手ほどきを受けます。
出待ちの貝たち。ぶくぶく。
口を少し開かせています。
元気いっぱいだと、核やらを吐き出してしまうそうで、少しぼけーっとしている状態にするため、こんな感じで並んでいました。
核入れができることにだいぶ動揺していて、ちょっと聞き違えている可能性もあって、この状態でぼけっとさせるのかその前の段階なのかはあいまいです。
すみません。。ご了承ください。
これが道具。
私たちがジュエリーを作るときに使う道具とサイズ感などが大変似ていました。
右から、メスと、核を持つ道具、細胞を取る道具です。
これが細胞。
これが核となる珠。
最終形態によって、核の大きさは違います。
こちらご夫婦でもう何十年もやっていらっしゃるとのこと。
奥様はひょいひょいと作業を進めておりましたので、寄りによって撮影させていただきました。
しかるべき場所を切開して、細胞を入れます。
早い!
そして、核をうつしていきます。
メスで切開してから細胞、核入れまで、1分なかったんじゃないかと思います。
それくらいサクサクと作業をされていました。
スピードがないと、これから真珠を育ててくれる貝にも大きな負担になるので、こんな作業を私がやってもいいのだろうかと最後の最後まで思いながら、いざ。
これが核入れする貝の一部。
もにょもにょ動いているので、ここにメスを入れるなんて本当にごめんねごめんね!という気分でした。
さすがに初めてで、ちょんちょんしているうちに、貝が「もーやめてよー」みたいな感じできゅーっと縮んでしまい、そうなるともうメスが入れられなくなってしまいます。
このメス入れの作業かなり難しいのです。
薄皮を破らないようにスーッと道を作るように切っていくのでこれまた大変。
しかし何とかコツをつかみ始め、やっと成功。
そしてその道に細胞をススっと入れていきます。
これもいくつか失敗しましたが、職人さんによると私は良い方で、皆さん細胞を数十個落としてしまうとか。
それくらい難しいのです。
数個目に何とか細胞を入れて、しかしそのあとがあまりにも大変でした。
狭い入口の中に、大きな核を入れるわけです。
貝だってもちろん息をしております。
これもまた「もーやめてやめてー」と言われているようで、なかなか思うように丸い核が入りません。
しかし頑張って、奮闘して、指導してもらいながら、何とか核入れも成功!
少し慣れてくると、この作業があまりにも楽しくて、出来ることなら一日中、そしてまた次の日も通おうかと本気で思ったくらいです。
しかし本日は運も良く晴天。
この後沖まで船で連れて行ってくれるということになり、タイムリミット。
というわけで次回は沖までのお話を。
福永宝飾店がお世話になっている真珠屋さんは、この海から車で数十分。
社員さんたちの半分くらいは、この作業を経験されているそうです。
完成したものの知識ももちろん必要ですが、そこに至る経緯を知る、経験するというのは、全く違った見え方をもたらしてくれるので、とっても良いことですよね。
まだツアー途中ですが、そんなことをひしひしと感じ、このツアーは間違いではなかったと確信した午前中でした。
まだまだ続きます。