かっこよすぎるピンキーリング @silver

昨日は急遽時間がちょうどよかったので、私が先に帰宅し、課長が残っておりました。

課長はブログを書くのに半日かかってしまうので、仕事の手を止めるわけにもいかず、昨日はブログが書けませんでした。

私が勝手に、営業日はほぼ毎日書くと決めているだけなので、何にどう言い訳をすることもないかと思うのですが、書けないと申し訳ないという気持ちになったり。

こんな支離滅裂なブログも楽しみにしてくださっている方がいらっしゃるようで、今日は朝から書かせていただきます。

今日はオーダーメイドのご紹介。

珍しくシルバーで製作いたしました。

ピンキーリングです。

超渋い、クールな、この石はどちらもトルマリン。

グレーのカボションは、インクルージョンもりもり、クラックもしっかりくらい見えていますが、それによるレインボーと、色のグラデーションがたまらなく魅力的なルースです。

お隣のスクエアのトルマリンは、インディゴかしらといっても過言でないと、石屋さんから紹介してもらった美しいもの。

こんな風に組み合わせてみました。

マットなテクスチャをかけて。

腕などは若干ボリュームのある感じにしております。

小指にこの迫力があったら、あまりにもかっこよすぎて私だったら声かけちゃうかもしれません。

シルバーは硫化します。

硫化というのは、空気中の硫黄成分と銀が反応して黒くなる現象をいいます。

よく銀は変色する、と敬遠されることもしばしばですが、これは表面的なものであって、洗浄したり、簡単なものは研磨剤入りの磨き布で拭きとればきれいさっぱり取れてしまいます。

この現象を利用して、燻をかけた渋いゴシックなシルバージュエリーもありますよね。

初めから黒いわけではなく、時間をかけて変化していくわけです。

この指輪は、それも見越して、ポコポコとした部分の隙間が黒く変化していくであろう未来を楽しみながら身につけられるように考えています。

どんなふうに成長するのか。

とっても楽しみです。