照明が新しくなりました
上階の防水工事の際に、脚立が当たってしまいガラスが割れて、長年入口を照らし続けてきた照明が使えなくなってしまいました。
ガラスが割れただけだったので、取り換えができるかなと思ったのですが。。。
そうは問屋が卸さない。
購入したのは国内でしたが、ものはオランダ製。
問い合わせたところ、もう取り扱っていないとのこと。
意地でネット検索をしまくり、なんとかオランダの取扱店までたどり着いたものの、破損を経験してしまうと、輸送時にまた同じことがあったらどうなるだろう、取り付けてもまた割れたらどうしよう、とたくさんの不安が頭をもたげました。
熟考した結果、国内で新しいものを探す、という結論に達しました。
福永宝飾店の顔といっても過言ではない入口の照明です。
適当に決めるわけにもいかないのに探せど探せどピンとこない。
そしてその当時に比べアンティークショップやこういったお店も減ってきたようで、さらに範囲が狭まってしまいました。
そんな中やっとの思いで見つけた照明。
相談して、少々カスタムできるとのことだったので、ネック部分とガラスと、希望を伝えてやっと本日取付完了です。
雨ざらしな入口ですので、防滴ということでほっとしています。
前回は傘のあるものでしたが、こちらは模様の入ったガラスボールがとってもかわいらしい。
真鍮部分はまだまだ新人らしくピッカピカですが、これから雨風にさらされてよい色に成長していくことでしょう。
今日から、皆々様の足元を照らしておくれ。
ここ末広通りに移転してきて早9年。
店のつくりをどうするか、あれこれ考え始めたのは9年前の秋ごろだったでしょうか。
まだ5か月程度の会長を胸に抱え、一緒に設計の会議に参加し、課長と揉めつつ、理想以上のお店となった福永宝飾店。
お店の中も外も、足を棒にしてあちこち歩きまわり、膨大なネット検索の量を経て、お気に入りの什器や装飾を準備しました。
いまでももちろんあれもこれもお気に入りです。
時間とともに味もマシマシで、これ以上ない良いものへと進化し続けています。
この照明もこんなにいい色に成長しました。
ガラス部分をもしかしたら作家さんにお願いして作れるかも、と、今回照明でお世話になったPOINT NO.39の担当の方が教えてくださいました。
ただ金額が見合うか。。。。という状況なので、この子はまたいずれかの機会を待つとしていったん休憩です。