鍛造の指輪
今日ご紹介するのは、御父上から引き継いだ謎金の印台リングをリメイクしたものです。
謎金、海外で手に入れたもののようなのですが金種刻印もなく、かなり古いものとしかわからないものでした。
ただ、私や課長の見立てはきっと金。
部分的に銀色が覗いていて、メッキなのか、という可能性も否定できなかったのですが、ずっしりとした重さがなんとも不思議でした。
適当なことは申し上げられないので、地金分析ついでに業者に確認したところ、。21.6金という数字でした。
なるほど、この重さも納得です。
銀色部分はもしかしたら変色もないのでプラチナなのかも?ということとでしたがここはあえてこだわらず、一度溶かして製作させていただくこととしました。
そして出来上がったこちらのリング。
銅が多めだったのか、とてもきれいな色です。
お預かりした時点では色も変わっていてここまでの色ではなかったのですが、溶かしたり加工したりでこのように生まれ変わりました。
艶々と本当にきれいなリングとなりました。
シンプルですので、長く長く身に着けやすいですね。