K18チェーンを磨く TOWN TALK

今日はたまたまサンプルになりそうなくらい色が変わったチェーンを預かりましたので、磨くまでの工程をお伝えいたします。

K18のチェーン。

もう10年以上は使っていないのではないでしょうか。

祖母のものです。

母から預かりました。

K18は銀や銅がはいっているので、硫化という現象で、シルバー製品のように黒くなることがあります。

特に使わないで放置しておくとこうなります。

シルバーほどではないですが、やはり黒っぽく色が濃くなっていますね。

こちらタウントークというイギリス老舗のケア用品ブランド。

こちらのゴールド用のものを使ってみます。

ちゃぽんとつけること数分。

すこーし取れましたが大して変わりません。

もう長い年月放置されていたので、液体ごときではどうにもならなそうです。

そのあと、もう少し強い液につけました。

それでもこれくらい。

だいぶくすんでいますが、最後はこの研磨剤入りの磨き布でごしごし。

どうですか?

やっぱり研磨するというのは一番美しくなりますね。

深い傷はさすがに取れませんが、黒い表面の流加は取れて、研磨剤が入っているのでしっかり磨ける分、液体だけで済ませた時よりもはるかに美しい。

こうやって、まずは簡単に磨くだけでかなりきれいになります。

箪笥の奥にしまい込んでいるもの、譲り受けたけどこれ何だろう?と思っているものが実はK18など、貴金属であることも多いです。

小さくこういうところなどに刻印がされていますので、ぜひ見てみてくださいね。

見られない場合は、お持ちいただけたら刻印探します!