2024.6.15でまるまる12周年 と、買い付け@タイランド①
なんと6.15で我々福永宝飾店は12周年を迎えました。
考えることが多すぎも多すぎで、周年をこんなに忘れることがいまだかつてあっただろうかと驚くばかりです。
お祝いのお品をいただき思い出し、それにも相当に驚き、そして再び忘れ、、、当日に思い出すというひどい有様です。
この一年は、おそらく今までにない変化の年となると思います。
一見すると地味かもしれません。
ですが、足元を今まで以上にしっかりと整え、目の前にあること、起きていることを一番大切にしていくことが思いのほか難しいので、丁寧に取り組み、新たな試みもしっかり検証し、よりよく成長できたらと思っております。
たくさんの皆様に支えていただきここまでやってきました。
また一年振り返り、改めて感謝いたします。
これからも、福永宝飾店をどうぞよろしくお願いいたします。
代表 福永ゆうき 課長 福永大輔
★★★
というわけで。
この12周年のスタートとしてはかなり大きなイベントであったタイ出張につきまして。
なかなか文章もまとまらず、毎日手を付けてはやめてを繰り返し、やっと少々まとまった気もするので、時々こちらでご報告させていただけたらと思います。
本日は第一回。
一日目の報告です。
一応さらりと触れておきますが、私は英語ももちろんタイ語もできません。
現地には知り合いという知り合いもおりません。
行くことにしたいきさつやどうしてタイだったとか、そのあたりはまたいつか、詳しく書くかもしれませんが、書かないかもしれません。
大体なんかみんなバックグラウンドや何かしらの経験があるんでしょ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、それに関してはほぼ皆無、くらいの状態で向かったことだけお伝えしておきます。
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お初のタイにはフライト時間を最優先として、タイエアウェイズ(タイ国際航空)を選びました。
飛行機はとにかく嫌いなのです。
でも何とか乗り込み離陸した後に目にしたのは、たぶん、ふじやま。
何も考えずに、いい会社、と思いタイエアウェイズにしたのですが、あとで知ったのは機内食がおいしいらしいということ。
その通り、カレーが大変おいしかった!のですが、この日はすごく揺れて、機内食を運ぶのにも3往復くらい行きつ戻りつでなかなか配り終えられないというような感じでした。
ただでさえ飛行機が苦手な私は食事がスムーズにのどを通るはずもなく、、、おいしい一口目以外記憶がありませんでした。
次こそはしっかり味わいたい。
ちなみに隣のおじさまもきっと出張とかなんでしょうが、がつがつ食しておられてほんとうらやましい限りでした。
時期が時期ですもんね。
台風がどうこう言ってたタイミングということもあってか、日本近くだけでなく向こうにつくまでにもまあまあ揺れました。
色々なものをダウンロードしていったのですが、自分が置かれている状況を目にしていないと不安なたちなので、フライトシュミレーターの画面を見ながらオーディブルでたわいもないミステリーを聞いているのが一番心が安らぎました。
そして高度が下がり始める。
やっと地上に降りたてるという喜びと、上空から初めて見る鮮やかで広いタイが、なんとも明るい未来を見せてくれているようでとても気分が高揚しました。
隣のおじさまも食い入るように見ていたためどうやっても見切れる。
着陸したら今度は入国審査ですが、かなりさっぱりしたもので、拍子抜けしたくらいです。
サクッと入国したものの、預けた荷物を引き取るために案内に沿って何となく進んでいたのですが、突然電車が表れて、間違えて外出てしまったのかと大変焦りましたが、手荷物を引き取る場所は電車に乗って行った先ということでした。
言葉のすべてがわからない中で道を見失う恐怖たるや。
無事荷物を引き取り、予約していたリムジンタクシーの乗り場へ。
引き渡してくれるリムジンタクシーのスタッフの方がなんと日本語。
ちょっとしたことですがとってもほっとしました。
旅程は課長といろいろ話しながらじっくり練っていたのですが、石屋さんの知人の話でもバンコクはきっと穏やかに過ごせるだろうということでまずはハードルの高そうな、かつ遠いほうのチャンタブリから攻めることにしました。
性格的に、あとで遠くに行くより遠くからちょっとずつ戻ってくる感じがすごく好きというか安心感があるのでそれも一つの理由です。
この仕事をしてない限り、旅行でタイに行くことがあったとしても絶対立ち寄ることのなさそうな地域、チャンタブリ。
チャンタブリは、チャンタブリ川の川沿い、オールドタウンとも呼ばれていたり、自然豊かなエリアです。
有名なのは青い寺院ワット・パークナム・ケームヌーですが、目的地から遠かったので今回は行けず。
そして様々なフルーツをはじめドリアンがとても有名です。
向かう道中ドリアントラックとたくさんすれ違いました。
大体荷台に人が乗ってるんですよね。
目的地までは空港から3時間。
爆走するタクシーに乗り、様々なお寺などなどを通り過ぎ、あまたのドリアントラックとすれ違い、原付2ケツどころか3ケツノーヘルとも並走しながら、走ること1時間ほどで一度休憩に立ち寄ってくれました。
こういう場所たくさんあったのですが、インターチェンジみたいな感じですかね?
カフェがたくさん並んでいました。
どこでもどうぞとリリースされて、戸惑いながらスタバに入る小心者です。
ほかのお店はよくわからず。
そしてほうじ茶ラテを頼む。
ちなみに天気は良かったと思います。
暑かったですが、日本の夏の普通くらいで全然いける感じでした。
ラテを購入し再び車に乗り込み、どんどん進みます。
夜も更けてきて、7時くらいにやっとのことでホテルに到着。
割と新しいホテルで、コンパクトで素敵な空間でした。
お部屋も広くてゆったりで、のびのびできる感じで快適でした。
が、しいて言うならば水圧がゆるゆるで、シャワーには少々苦労しました。
事前情報ではシャワーも問題ないです!っていう口コミ見てたんですが、階層が上だったからか、はたまた日本人には全然足りないだけだったのか。
ホテルは夕食が出る感じのところではないので、夜ご飯を食べるために早々にホテルから外出しました。
慣れない場所ですが、グーグルマップ片手にうろうろして、同じ道を何度も行きつ戻りつしていると、お店のお姉さんに声をかけられました。
声かけてくれたので、これ幸いとそのお店に入ることにしました。
相手は英語も微妙でこちらは英語もタイ語も微妙どころかほぼできない、なぜ今ここにいる?くらいの人間でしたが、何とか会話を成立させて、食事にありつけました。
メインの会話は「スパイシー?ノットスパイシー??」
旅行者は多い場所なのでしょうね、しっかり理解してくれてノットスパイシーのたぶんトムヤムクンとスパイシーといわれたけどまあいけるかなということで頼んだ肉炒め。
そしてやっぱりシンハービール。
でかい。
瓶がまずLサイズで、グラスには氷。
過ごしやすいといっても暑い夏の日本の夜、くらいかつムシムシしているので、氷入りのシンハービールは大変おいしくいただきました。
頼んだスープはちゃんとノットスパイシーだし、肉炒めはめちゃうまでした。
川沿いで、夜の川を眺めながらの食事、大変気持ちよかったです。
そうこうしていると噂のスコールが降り始め、川にたたきつけられる大雨を眺めつつ、噂通りにすぐやんだので、今のうちにとお会計して外に。
お店のお姉さんは、私が明日の夜もいるだろうと予想してか「See you tomorrow!」とあいさつしてくださって、明日の食事場所を確保できた安心感とともに笑顔でサヨナラしてホテルへの帰路につきました。
町の印象は、こじんまりとしていて日本でも例えば鹿児島の端の方や、高松のちょっと郊外、くらいのサイズ感で、私個人的には大変過ごしやすい場所でした。
そして一家に一猫、という感じであちこちに猫ちゃん。
後で知ったのですが、ここは古民家を改築したという意外と有名なホテル。
バーン ルアン ラジャマイトリ ヒストリック インというところだそうです。
次来るときはここにも泊まってみたいなと思いました。
ここにはこの子がほぼ毎日いました。
ホテルに戻ると疲れもピークで、21時くらいにはもう大変な睡魔に襲われたので、明日からの本番に向けて早めに就寝することにしました。
明日はいよいよ宝石市場へ。
続きはまた次回。