使い続けると
私のつけている結婚指輪、ご来店くださったみなさま方にはよく見ていただいておりますが、
丸9年経過しまして今こんな感じです。
プラチナ900、ボリュームたっぷりな、側面フルエタニティーのリングです。
私は左利きでして、はっとしたときに出る手は左、つり革も、重たい荷物も基本左です。
そして、プラチナ900(pt900)は福永宝飾店で取り扱うどの素材よりも柔らかいので、このような感じでガシガシと傷が入っていきます。
というような状況なので、たぶん右利きの方に比べると傷が多く入っているかもしれません。
https://picogramdesign.com/bridal/marriage-engagement/posts-58
こんなにピカピカだったんです!
いま、過去の写真を探してみて自分で驚いてしまいました。
ピカピカの感じももちろん良いです。
でもこの使っていってどんどん変化して、渋みを増す感じ、年を重ねるごとに愛着がわいてきます。
今の自分の手にぴったりです。
どこか、見知らぬ土地で出土したのかと思うほどの渋さ。
私自身の手は、しなやかで美しいいとはいいがたいもので、日に日に渋さを増すこの頃です。
指輪と一緒に成長しているような感じですかね。
それが結婚指輪の楽しみ方なのかなと思っています。
10年、20年後にはどんな感じになっているのでしょうか。
楽しみです。
みなさまもこんな感じで楽しんでいただけていれば、とてもうれしいです。