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10月の誕生石は。
ルース/宝石
2018.09.24
9月が終わると10月ですね。 10月の誕生石は、トルマリン、オパールが有名ですね。 トルマリンはたっぷりあります、といいたいところですがここ最近動きがありまして新しいものは割とすぐ巣立っていっております。 ただ、それでもたくさんあると思いますので、ぜひご覧ください。 10月中にオパールも作れたらなーと思ったり。 時間との相談、ですね。
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完成品と仕掛品
ルース/宝石
2018.09.03
アメシスト、バイカラートルマリン、サファイア、ムーンストーン、などなど。 このあたりのルースのオーダー品、完成いたしました! 最終検品しまして、水曜あたりにはご連絡できるかともいますので、私のかも??と思われる皆様方、少しお待ちくださいませ。 あの奥におわしますのは、相当大きめクンツアイトとセレスチャルアメシストというもの。 今回はパポー(会長語:紫)多めですね。 そして以前製作途中などもお知らせしたこのサファイアペンダント。 枠が磨きあがりましたので、これから石留です。 K10マット仕上げ。 先日紹介したサファイア http://picogramdesign.com/system/posts/3726 とは全然価格が違ってインクルージョン万歳!くらいのものですが、それがまた魅力でもあります。 大きさは、これの方が大きいです。 新しいローズカットのサファイアはこれの半分くらいですかね。 あとは、 http://picogramdesign.com/system/posts/3674 こちらも枠が上がってきたので、また課長にがつがつ磨いてもらえれば今月完成できると思います。 新しいルースも手を付けたい! 何とか頑張ります。
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paraiba type tourmaline
ルース/宝石
2018.09.02
パライバタイプのトルマリン/モザンビーク産 ずーーっと引き出しの中にしまい込んで、忘れていたわけではないですが、良すぎてなにかにする気もなくただ引き出しを開けては眺めていたのです。 そしてあまりちゃんと紹介していなかったなと気づきましたので、改めまして。 現在トルマリンだらけな福永宝飾店には、 ウォーターメロントルマリン バイカラートルマリン インディゴトルマリン ルベライトトルマリン 気がづけば名のあるトルマリンが揃い始めておりました。 これは、なぜパライバタイプなのかといいますと、パライバトルマリンといえばブラジルのパライバで取れたものの中で、カッパー(銅)の含有もろもろがあるものをいいます。 これは、他の色分けされただけのトルマリンとは違い、鑑別に出てきます。 昔は、パライバトルマリンといえばブラジルパライバ州のみでしたが、今では別の地域でも、同じようなネオンカラーで、カッパー含有のものが出てきたので、 大体のいしやさんでは、モザンビークでもパライバとして販売していると思われます。 このルースも、石屋さん曰く、カッパーが出るだろう、ということなのですが、こちらの石屋さん、他の方とは一味も二味も違い、ここはあえての「タイプ」ということでくくっておられます。 そこが信頼のおける良さであります。 というわけなので、こちらモザンビーク産のネオンカラーのトルマリンは、パライバタイプ、ということでございます。 パライバかどうかというよりも、とても綺麗なので仕入れました。 こんなサイズだったら大変! 少しグリーン寄りのカラーです。 1カラットほどのサイズ。
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トルマリンキャッツ New
ルース/宝石
2018.08.31
キャッツアイトルマリン 以前一度だけ仕入れたキャッツアイですが、あの時でさえ、あれだけ美しいものはレアだったのでもうこの先出会えるかどうか、、、と思っていたのですが。 出会いました。 前回と同じくらいの雰囲気のものから、もう少し透明度があってキャッツは優しめのものまで、少量で小粒なものを仕入れました。 はじめはこれが気になって、眺めまわしていたのです。 ブルーグリーンに筋がしっかり入っていて綺麗です。 そしたらよく見れば色々とありまして、下のはさらに小粒ですがピンクなどは色がはっきりして綺麗ですし、一番粒の大きいものは、キャッツ効果こそ弱めですが、なんとふんわりとピンクから水色になっていたり、ど真ん中のものはブルーからグリーンなんです。 外で、曇り空でしたがそれでもチューブはしっかり見えていて、光が届けばキャッツが現れます。 こちらはパステルカラーが ぐっと雰囲気が変わりますね。 でも透明度はそのまま、そこにキャッツが見えていてとても良い感じです。 石屋さんに産地を聞こうと思ったのですが、なんとこれだけを集めるのに5年もかかったそうで。。 様々な地域から集めてやっとこれだけという状況故細かな産地がわからないそうでした。 残念。 色はすべてナチュラル。 キャッツがあるので、もちろんノーヒート。 これらは何にするかはまだ決まっていません。 少し温めていろいろ考えたいと思います。 気になる方はお声がけくださいませ。
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六角形のローズカットダイヤモンド
ルース/宝石
2018.08.30
hexagon rosecut diamond 小粒のダイヤモンド 昨日に引き続き、仕入れのお話です。 福永宝飾店で人気のあるダイヤのアイテムというと、ローズカットです。 エンゲージに限らず、ラフカットのローズも人気があって、小粒のペンダントを作っておりましたが、これらはもう店頭にあるものでおそらく終了。 意外とルースがないのです。 そして次のものと探して見つけたのがカラーが強いダイヤモンド。 これもまたアンティークのような渋みがあって、小粒ですがしっかり輝き良い感じです。 しかし、やはりキラキラしたものはほしいなと思っていたらば、ありました。 裏面もステップのようなカットが少し入っているので、くるくる回っても良し、というわけでピアスも良いかなと思っています。 大きいものでも直径3㎜程度。 ペンダント、ピアスで作る予定でございます。 淡くイエローがかっておりますので、輝きも柔らかく素敵です。 揺れるピアスにしても、はかなくきらきら、、、という感じでしょうか。とても良い気がします。
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ローズカット ナチュラルサファイア
ルース/宝石
2018.08.29
natural sapphire /no-heat rosecut 天然非加熱のサファイアルース 昨日は、小さな仕入れ、のはずでしたが全然小さくない感じになってしまいましたが。 厳選して仕入れました。 お客様のご希望でオパールと、レインボートパーズ、小粒のダイヤなどなどを探しておりましたが、今回で達成できたものはオパールのみ。 それくらい、石というのは出会いなのだということがよくよく分かった一日でもありました。 そして出会った今回のもの、今日はこれだけご紹介します。 サファイアのローズカット。 マルチカラーで、やさしいピンクオレンジ系からピンク、紫、といった色合いです。 この写真は色としては近いものですが、光が足りないので、わかりづらいかもしれませんが、、、。 コロンとした厚みのあるものだけを厳選したので、発色は良いかなと思います。 暗いところだと結構ギラリと輝きます。 ペンダントか、ピアスか、これも9月までにいくつかは形にしたいと思います。 ...まるであと一か月ほどもあるかのような書き方しましたけれども、よく見たらもうあと2日しかなかったですね。 でも9月中には必ず!
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オパール
ルース/宝石
2018.08.20
今月軽い仕入予定があるのですが、先日あのウォーターオパールもお嫁に行きましたし新しいオパールが欲しいなと思っていた矢先、 ご希望もあったので、この月末の仕入れでオパール多めに探してきます。 来れれは前回仕入れたもの。 良いものに出会えますように!
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BROWN×ORANGE diamond
ルース/宝石
2018.08.12
カラーダイヤモンド ブラウンベージュかオレンジか ブラウン系ですが、オレンジ色が入っていて、ピンクっぽくもある、何とも表現の難しい素敵なダイヤモンドです。 サーモンピンクのような。 ベージュのような。 蛍光灯なしの状態。 白熱系の色味が少し影響していますが、あたたかい色味です。 蛍光灯のもと。 良い色です。 接客テーブルに乗せてみました。 こんなにおおきいダイヤがあったら卒倒しますね。 卒倒だけでは間に合わないですね。 実際は、0.14ctほど。 かなり小粒です。 結構たくさんざざーと並んでいるロットから選びました。 これだけなんだか目を引いたのです。 ここ最近、プチっとしたダイヤのご相談が、ペンダントやピアスやらで、多かったので、ふと思い出しました。 忘れていたわけではないですが、、、。 少し前に仕入れたダイヤです。 ホワイトのダイヤは需要も多いので、様々なサイズでいつでも大体用意できますが、この手のファンシー系のものは値段も含めなかなか手に入れられません。 見つけた時にコレクション。ですね。 メレで取り巻いても素敵だと思います。 世の中はお盆ですね。 そういえば。 でも福永宝飾店は明日も通常通り営業しております。 みなさまのお越しをお待ちしております。
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ミャンマー産ルビー
ルース/宝石
2018.08.04
ナチュラルノーヒートのルビー 小粒ですが、鮮やかな色味です。 内包物はそれなりに、という感じですが、このコクのあるといいますか、透明感もありつつ、でもその奥には濁りといいますか、何とも言えない世界が広がっています。 妙に明るい瞬間があるなと思っていたら、 左のドロップ、蛍光入っていました。 これまた魅力的。 深部の状態は、ジェムクオリティかどうか問われると難しい問題ですが、それも含めてこの色が生まれるのかなと思います。
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バイカラートルマリン
ルース/宝石
2018.08.03
きらっとクリアなバイカラートルマリン 予告しました仕入れの続きです。 おなじトルマリンでもこんなに違うのかと思いますよね。 でも、輝き方の質はやはりトルマリンなのです。 不思議なもので、慣れてくるとたぶんサファイア、たぶんトルマリン、たぶんガーネット、という感じで、仮に同じような色味でも違いが分かる気がします。 たぶん。 良い感じのバイカラー具合です。 ぼわんと、色を溶かしこんだような、その瞬間を閉じ込めているようです。 このブルー系の方は、角度によってア○ィダスみたいなラインが入るのです。 それに妙に惹かれました。 宝石なのにスポーティー。 また順次ご紹介いたします!
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ルベライトトルマリン
ルース/宝石
2018.08.02
まさにルビーのごとく。ルベライトトルマリン 今日はほんの少し仕入れをしました。 その中から一部ご紹介いたします。 表題の通り、ルベライトトルマリンを仕入れました。 ルベライトは、「rubelite」と書きまして、ルビーのようなカラーのトルマリンのことを指すようです。 ただ鑑定書に記載されるような定義はありませんので、判断はとても難しいところではありますが、今回は、これがそうだ!と思えるほど良い色でしたので、もちろんお値段もとても良かったのですが、どうしても欲しくて仕入れました。 これです! 午後、夕方前の時間帯の店内です。 店内は白熱球系の光ですので、それの影響もあるかもしれませんが、はっきりした美しい色です。 そしてこの存在感。 チャリ焼けの私の肌にもばっちり映えてくれます。 そして、外でも撮影しました。 艶っぽさもあり、キラキラもあり、色も濃い。 外だと色味が透けて弱くなるものも多いですが、これはなんのその。 どこのにもっていってもそれは強く輝きます。 福永宝飾店に入る半地下の階段をご存知の方は、イメージがつかめるかと思いますが、影のあの階段下でもこの輝き。 そしてこちらも同じくルベライト。 一つ目のものに比べると、ピンクから紫、ブラウン寄りですが、この色の強さ、照りは引けを取らず。 照りってりです。 白い線はすみません、汚れです。 外でもこの美しさ。 奥は少し赤味のあるもの、手前は紫寄りのピンクですね。 後は、バイカラーも少しだけ、またミャンマー産の小粒ルビーや、ちょっと面白ルビーも仕入れました。 また改めてご紹介します。
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ザ・ターコイズな指輪
ルース/宝石
2018.07.15
トルコ石といえば、これ。 K10/ターコイズ(トルコ石) というくらいターコイズブルーの大きめなものです。 こちらはピクシー(pixie)さんにて展開しております。 なので、ルースもピクシーさんのものです。 素敵ですね。 あまりにも毎日暑いので、何となく夏らしく、あえて暑さを思い出すような石に目が行きます。 地金の色が少しとんでしまって白っぽく見えますが、K10のイエローです。 こういう大ぶりな石をさらりとラフにレースで仕立てるのもなかなか面白いですね。
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太陽の石 ルビー Surya(スーリヤ) ナヴァグラハ
ルース/宝石
2018.06.28
ただいま自主勉強中です。 ブログに書くことで、お伝えしつつ、こうすれば自分の頭にも残りそうな気がしたので、時々ご紹介がてら書いていきますが、 この手のお話は正解がないものですので、諸説ある、とゆるめにご理解いただけますと幸いです。 福永宝飾店。 「福」はとても良い意味で、神様からのたまわりもの、お裾分けなどあたたかい意味が多いです。 などなど、現在自分自身やお店の名前、マークなど、今の自分にまつわる色々を見直しております。 まず。 福永の家紋は丸に九曜。 偶然にも、福永宝飾店のマークは九曜紋。 知らなかったというのもどうかと思いますが、実はお店を立ち上げてしばらくするまで全く知りませんでした。 家紋にかかわる何かを持っていなければ、意識の外に行ってしまうものなのですね。。。 恥ずかしながら、親族に言われて初めて気づいた次第です。 とまあこの偶然も面白いものです。 そして、福永宝飾店といえば八角形のモチーフが多い、というお話も以前いたしました。 九曜紋の周りの星も八つ。 それをつなげばやっぱり八角形。 やはり八には縁があるのかなと、強く思いはじめております。 そんなわけで、九曜を掘り下げていくと、まずは太陽から、となりました。 九曜とは、インド天文学や占星術で扱う9つの天体。 それを神格化した神ということです。 太陽を中心に、8つの天体が周りを取りまきます。 その太陽を表す神様は、太陽神/スーリヤ(Surya) そして、その太陽を表す宝石はルビー。 全てルビーですが、全然違いますね。 これもまた宝石の魅力。 さすがインド天文学なだけあって、宝石は必ずついてきます。 しかしどうしてルビーなのか。それはまだ調べてませんので、色々とまた探してみます。 日本では、日天子です。 ウィキさまによれば、宝意天子、宝光天子という別名もあるとのこと。 なんと! 宝出てきたー! 福永宝飾店につながるものがまた一つ! なんて、神や仏やらには宝もそれは多くあるだろうという感じですが。 それにしても太陽を宮殿とするなんて、どれだけ熱い男なのでしょう。 夏真っ盛り、ということもあって7月の誕生石なのでしょうね。 7月、惑星の位置、方角、神様ごとの特徴、色々なものが組み合わさって、占いや占星術というのは成り立っているのですね。 しかしスーリヤは九曜のど真ん中。 ど真ん中とはいかに。 とにかく強そうで、万能の神という印象です。 全てを司る。のでしょうか。 着ける指でも意味合いが違いそうですね。 せいぜいネット程度の知識では何も見えてきませんでした。 こういうことを掘り下げていくのもロマンですね。 ちなみに私は、良くも悪くも我が道を行くタイプですので、占いにはまったくえんがなく生きてきました。 でもやはりこういうロマンは大好き。 ひも解いて、つなげて、理解して、納得して、そして身に着ける。 そういうものが作れるようになればと考えています。
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原型とシャンデリア用の石
ルース/宝石
2018.06.11
今日も雨ですねー。 明日は暑くなりそうです。 今日は、何とも体と頭が重く、課長の仕事を覗きに行ったり、常にたまっている仕事を仕分けようとしてみたり、でもうまく進まずで、もそもそしておりましたが、 午後何とかやる気を振り絞って、ちくちく製作をしておりました。 これは、お取引のある高松のpixieさん用ですが、 どアップ。 こんな感じで、原型となる青いワックス素材でうにょうにょと石に合わせて、はんだごてのようなペン先に熱が伝わる道具で、溶かしつけて形を作っていきます。 この細い線は、0.5㎜ほど。 この石はものすごく大きいですので、たっぷり目に装飾を付けております。 pixieさんは石屋さんです。 みなさん、自分の気持ちとフィットする石を選んで、それを身に着けられるように、ということで店主から私の方に依頼があります。 縦か横か、もしくはいつもの感じで!以外はほぼお任せで作らせていただいております。 福永宝飾店で扱う石とはまた違った、個性豊かなものが豊富です。 そして、店頭シャンデリアを作りはじめましたが、決定した石はこのあたりです。 手前右のグリーンとその隣、会長言うところのパポー(紫)は、色の濃淡や光かた、内包物具合がとても似ているので、ペアにもなるかなと思います。 その隣のグリーン、ピンクも同じ感じです。 このグレーは、縦に細長ーいです。 シャンデリアとしてつるりと雫が垂れている感じがイメージできたので、 採用です。 これは1つしかないのですが、片耳だけでもすごく良い気がします。
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今日もせっせとシャンデリア
ルース/宝石
2018.06.07
小粒目のもので、長めのチェーンで、キラキラっとするのも素敵、と思い、小さいものもいくつか。 ペアとして成り立つ、けれども色の違う組みあわせという方向性で製作しております。 夏だし、綺麗な色が映えるかなーと思います。 そして、これも作ろうかなと思っていたのですが。 トルマリンです。 黄色が珍しいですね。 グリーン寄りではありますが、深みがあり、煌めきも美しいイエローです。 右下。 わかりますか? なにかがちらつくのです。 太陽のもと。 位置を変えて左下。 室内。 日陰で。 インクルージョンかクラックか、、、インクルージョンかなと思いますが、ダイヤモンドなんかでいうとやはりあまり入っていてほしくないもの。 もちろん物にもよりますが。 まるでムーンストーンのシラーかなと思いました。 私が見た時はもっとはっきり見えたのですが、本当にちょっとした角度ですぐ見えなくなる、まるで魔法か呪文のような一瞬。 シャンデリアピアスにしようと思っていたのですが、ちょっと保留。 これはこれに良い別の出番がある気がしております。 こんな風に、あれこれ見つけて仕事が進まない。