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ミャンマー産ルビー
ルース/宝石
2018.08.04
ナチュラルノーヒートのルビー 小粒ですが、鮮やかな色味です。 内包物はそれなりに、という感じですが、このコクのあるといいますか、透明感もありつつ、でもその奥には濁りといいますか、何とも言えない世界が広がっています。 妙に明るい瞬間があるなと思っていたら、 左のドロップ、蛍光入っていました。 これまた魅力的。 深部の状態は、ジェムクオリティかどうか問われると難しい問題ですが、それも含めてこの色が生まれるのかなと思います。
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バイカラートルマリン
ルース/宝石
2018.08.03
きらっとクリアなバイカラートルマリン 予告しました仕入れの続きです。 おなじトルマリンでもこんなに違うのかと思いますよね。 でも、輝き方の質はやはりトルマリンなのです。 不思議なもので、慣れてくるとたぶんサファイア、たぶんトルマリン、たぶんガーネット、という感じで、仮に同じような色味でも違いが分かる気がします。 たぶん。 良い感じのバイカラー具合です。 ぼわんと、色を溶かしこんだような、その瞬間を閉じ込めているようです。 このブルー系の方は、角度によってア○ィダスみたいなラインが入るのです。 それに妙に惹かれました。 宝石なのにスポーティー。 また順次ご紹介いたします!
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ルベライトトルマリン
ルース/宝石
2018.08.02
まさにルビーのごとく。ルベライトトルマリン 今日はほんの少し仕入れをしました。 その中から一部ご紹介いたします。 表題の通り、ルベライトトルマリンを仕入れました。 ルベライトは、「rubelite」と書きまして、ルビーのようなカラーのトルマリンのことを指すようです。 ただ鑑定書に記載されるような定義はありませんので、判断はとても難しいところではありますが、今回は、これがそうだ!と思えるほど良い色でしたので、もちろんお値段もとても良かったのですが、どうしても欲しくて仕入れました。 これです! 午後、夕方前の時間帯の店内です。 店内は白熱球系の光ですので、それの影響もあるかもしれませんが、はっきりした美しい色です。 そしてこの存在感。 チャリ焼けの私の肌にもばっちり映えてくれます。 そして、外でも撮影しました。 艶っぽさもあり、キラキラもあり、色も濃い。 外だと色味が透けて弱くなるものも多いですが、これはなんのその。 どこのにもっていってもそれは強く輝きます。 福永宝飾店に入る半地下の階段をご存知の方は、イメージがつかめるかと思いますが、影のあの階段下でもこの輝き。 そしてこちらも同じくルベライト。 一つ目のものに比べると、ピンクから紫、ブラウン寄りですが、この色の強さ、照りは引けを取らず。 照りってりです。 白い線はすみません、汚れです。 外でもこの美しさ。 奥は少し赤味のあるもの、手前は紫寄りのピンクですね。 後は、バイカラーも少しだけ、またミャンマー産の小粒ルビーや、ちょっと面白ルビーも仕入れました。 また改めてご紹介します。
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ザ・ターコイズな指輪
ルース/宝石
2018.07.15
トルコ石といえば、これ。 K10/ターコイズ(トルコ石) というくらいターコイズブルーの大きめなものです。 こちらはピクシー(pixie)さんにて展開しております。 なので、ルースもピクシーさんのものです。 素敵ですね。 あまりにも毎日暑いので、何となく夏らしく、あえて暑さを思い出すような石に目が行きます。 地金の色が少しとんでしまって白っぽく見えますが、K10のイエローです。 こういう大ぶりな石をさらりとラフにレースで仕立てるのもなかなか面白いですね。
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太陽の石 ルビー Surya(スーリヤ) ナヴァグラハ
ルース/宝石
2018.06.28
ただいま自主勉強中です。 ブログに書くことで、お伝えしつつ、こうすれば自分の頭にも残りそうな気がしたので、時々ご紹介がてら書いていきますが、 この手のお話は正解がないものですので、諸説ある、とゆるめにご理解いただけますと幸いです。 福永宝飾店。 「福」はとても良い意味で、神様からのたまわりもの、お裾分けなどあたたかい意味が多いです。 などなど、現在自分自身やお店の名前、マークなど、今の自分にまつわる色々を見直しております。 まず。 福永の家紋は丸に九曜。 偶然にも、福永宝飾店のマークは九曜紋。 知らなかったというのもどうかと思いますが、実はお店を立ち上げてしばらくするまで全く知りませんでした。 家紋にかかわる何かを持っていなければ、意識の外に行ってしまうものなのですね。。。 恥ずかしながら、親族に言われて初めて気づいた次第です。 とまあこの偶然も面白いものです。 そして、福永宝飾店といえば八角形のモチーフが多い、というお話も以前いたしました。 九曜紋の周りの星も八つ。 それをつなげばやっぱり八角形。 やはり八には縁があるのかなと、強く思いはじめております。 そんなわけで、九曜を掘り下げていくと、まずは太陽から、となりました。 九曜とは、インド天文学や占星術で扱う9つの天体。 それを神格化した神ということです。 太陽を中心に、8つの天体が周りを取りまきます。 その太陽を表す神様は、太陽神/スーリヤ(Surya) そして、その太陽を表す宝石はルビー。 全てルビーですが、全然違いますね。 これもまた宝石の魅力。 さすがインド天文学なだけあって、宝石は必ずついてきます。 しかしどうしてルビーなのか。それはまだ調べてませんので、色々とまた探してみます。 日本では、日天子です。 ウィキさまによれば、宝意天子、宝光天子という別名もあるとのこと。 なんと! 宝出てきたー! 福永宝飾店につながるものがまた一つ! なんて、神や仏やらには宝もそれは多くあるだろうという感じですが。 それにしても太陽を宮殿とするなんて、どれだけ熱い男なのでしょう。 夏真っ盛り、ということもあって7月の誕生石なのでしょうね。 7月、惑星の位置、方角、神様ごとの特徴、色々なものが組み合わさって、占いや占星術というのは成り立っているのですね。 しかしスーリヤは九曜のど真ん中。 ど真ん中とはいかに。 とにかく強そうで、万能の神という印象です。 全てを司る。のでしょうか。 着ける指でも意味合いが違いそうですね。 せいぜいネット程度の知識では何も見えてきませんでした。 こういうことを掘り下げていくのもロマンですね。 ちなみに私は、良くも悪くも我が道を行くタイプですので、占いにはまったくえんがなく生きてきました。 でもやはりこういうロマンは大好き。 ひも解いて、つなげて、理解して、納得して、そして身に着ける。 そういうものが作れるようになればと考えています。
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原型とシャンデリア用の石
ルース/宝石
2018.06.11
今日も雨ですねー。 明日は暑くなりそうです。 今日は、何とも体と頭が重く、課長の仕事を覗きに行ったり、常にたまっている仕事を仕分けようとしてみたり、でもうまく進まずで、もそもそしておりましたが、 午後何とかやる気を振り絞って、ちくちく製作をしておりました。 これは、お取引のある高松のpixieさん用ですが、 どアップ。 こんな感じで、原型となる青いワックス素材でうにょうにょと石に合わせて、はんだごてのようなペン先に熱が伝わる道具で、溶かしつけて形を作っていきます。 この細い線は、0.5㎜ほど。 この石はものすごく大きいですので、たっぷり目に装飾を付けております。 pixieさんは石屋さんです。 みなさん、自分の気持ちとフィットする石を選んで、それを身に着けられるように、ということで店主から私の方に依頼があります。 縦か横か、もしくはいつもの感じで!以外はほぼお任せで作らせていただいております。 福永宝飾店で扱う石とはまた違った、個性豊かなものが豊富です。 そして、店頭シャンデリアを作りはじめましたが、決定した石はこのあたりです。 手前右のグリーンとその隣、会長言うところのパポー(紫)は、色の濃淡や光かた、内包物具合がとても似ているので、ペアにもなるかなと思います。 その隣のグリーン、ピンクも同じ感じです。 このグレーは、縦に細長ーいです。 シャンデリアとしてつるりと雫が垂れている感じがイメージできたので、 採用です。 これは1つしかないのですが、片耳だけでもすごく良い気がします。
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今日もせっせとシャンデリア
ルース/宝石
2018.06.07
小粒目のもので、長めのチェーンで、キラキラっとするのも素敵、と思い、小さいものもいくつか。 ペアとして成り立つ、けれども色の違う組みあわせという方向性で製作しております。 夏だし、綺麗な色が映えるかなーと思います。 そして、これも作ろうかなと思っていたのですが。 トルマリンです。 黄色が珍しいですね。 グリーン寄りではありますが、深みがあり、煌めきも美しいイエローです。 右下。 わかりますか? なにかがちらつくのです。 太陽のもと。 位置を変えて左下。 室内。 日陰で。 インクルージョンかクラックか、、、インクルージョンかなと思いますが、ダイヤモンドなんかでいうとやはりあまり入っていてほしくないもの。 もちろん物にもよりますが。 まるでムーンストーンのシラーかなと思いました。 私が見た時はもっとはっきり見えたのですが、本当にちょっとした角度ですぐ見えなくなる、まるで魔法か呪文のような一瞬。 シャンデリアピアスにしようと思っていたのですが、ちょっと保留。 これはこれに良い別の出番がある気がしております。 こんな風に、あれこれ見つけて仕事が進まない。
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このあたりでシャンデリアを
ルース/宝石
2018.06.06
作ろうかなと思って手を付け始めました。 そして気づいたこのルース。 中央のペアシェイプ。 ブルーとグリーンがちょうど真ん中で分かれているのです。 購入した時も、それに気づいていたのかちょっとあまりにも昔過ぎて思い出せませんが、きっと何かが引っかかって仕入れたはずです。 指紋べったりですみません。 でとりあえず今日は、この3セット合計6ピース分を作り始めました。 一応、ペアになりそうなグループにしましたが、シャンデリアですのでもちろんばら売りです。 これは小さいです。 ですが魅力的過ぎるくらいの存在感ですので、シンプルめに。 こちらはとても明るく美しい水色。 これから迎える夏に向けて最高です。 そういえば梅雨入りしましたね。 梅雨時期の雨のしずくを思うのも良いかもです。 あ、それまでにはできないかも。。。 そしてこの手前のペアシェイプと奥のオーバル。 グリーン系ですが、これも中央と縁とでもわっと色が変わっていて、何とも深みのある美しいグリーンです。 1つだけで魅力的な石はまだ山盛りなのですが、ペアとしては、、、。 とも思うのですが、本来のコンセプト、「選ぶ楽しさを」を思い返して、他のものもシャンデリアに仕上げていきたいです。 7月中にできたらなー!
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Montana sapphire
ルース/宝石
2018.06.04
モンタナサファイア。 お恥ずかしながら知りませんでした。 非加熱の自然な色です。 今日は所用ありまして、石の受け取りにまた仕入れ会場に行っておりました。 その時に新たに発見。 某I氏に出会いまして、おしゃべりをしつつ教えてもらいました。 そしてルース屋さんにも何がよしとされるのかを説明してもらい、そのうえで選んできた2ピース。 非加熱ゆえか、色が混ざり合い、バイカラーになっているのも特徴といえば特徴なのかもしれません。 美しい。。。 ブルーグレーグリーンっぽいものが特徴だ、とおっしゃっていました。 イエローももちろん出てくるが、それはまた別の産地のように思えるので、モンタナサファイアとしてはあまり人気がないとのことでした。 今回仕入れたこの石には、左はブルーグリーンいろにうっすらと黄色が見えます。 淡く入っているので、ミントグリーンにも見えて落ち着いた色合いが素敵。 隣のものは淡いグレーブルーにイエローが差しているような感じですね。 手に乗るとまた雰囲気が変わります。 トルマリンともう一つ、私好みの石が見つかったかなと思います。 しかし! トルマリンに比べるとより数が少なく価格も↑↑です。 しかし小粒でも強い存在感。 その魅力をうまく見せられるデザイン考えないと~ですね。
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改めて見て
ルース/宝石
2018.06.01
これは結構素敵な色だなと思いました。 小さめなのですが、シャンデリアにいいかも。 他にもまだ何かないか探したいところですが。。。 頑張ります。
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仕入れてまいりました
ルース/宝石
2018.05.31
何名かのお客様には事前に告知しておりました、石の仕入に行ってまいりました。 残念ながら、単色のトルマリン(ご希望のあった紫系、ブルーグレー系)はまったく目につくものがなく、仕入れられませんでしたので、 お店にあるものをもう一度見直します! 数は少なかったのですが、今回はバイカラーでなかなか魅力的なものを見つけられました。 こちらのロットは、シャーベットのような質感のルース。 バイカラーの具合が、ピンク~ブルーだったりブルーグリーンだったり。。。 ピンクベースが多いですが、かなり味のあるルースですね。 ちょうど中央のRuthは、ピンクからグリーンをかましてブルーというなんとも不思議な色合い。 お外でも撮ってみました。 変わったカットのものもありました。 そしてこれらは、キラキラ度、クリア度の高い少し上質なもの。 サーモンというか、オレンジというか、~のグリーンですね。 そしてこれはまたあまりにもはっきりしたピンクが印象的過ぎて仕入れました。 きらっきらのてりってりです。 反射だと思うのですが、右側にもピンクが入っているように見えます。 縦長タイプ。 なんだか綺麗でしたので、目的わからず仕入れました。 こちらもまたギラっとしたいい色のルースたちです。 角度や日の当たり方で色合いがぐっと変わりますので、これは上の画像と同じルースです。 こちらも先ほどのピンクの反射があったルースです。 うーむ本当に綺麗ですね。 そしてそして、今回仕入れた新たなものはこちらです! アクアマリンです。 こんな色合いのもの、ほとんど目にしませんよね。 本来アクアはほぼ加熱処理がされていてあのブルーが引き出されているのですが、こちらはすべて非加熱。 淡いけれども輝きのあるシルクのような艶めきと、グリーンがかった色味が最高です。 一番初めの大粒の画像は、なんと虹が入っています。 アクアマリン特有の内包物といいますか、虹なのですが、石屋さんと違う話をしている間にお互い確認を忘れてしまいました。。 また教えていただきます。 このカットがまた魅力的。 ふわーっと、そして涼しげで。 外と室内とでまた雰囲気が変わります。 指に乗せた時の存在感がまた最強ですね。 石は大きめです。 でもどんな方でも、どんな年齢層でもそれぞれにしっくりくる石だと思います。 早く作りたい!ですが思い浮かばない! 頑張ります! 上記のお写真の中で気になる石などがございましたらまたお知らくださいませ。 詳細などお伝えいたします。
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クロムトルマリン
お知らせ
2018.05.25
トルマリンには、色々なバージョンがありまして、有名なところではパライバや、ウォーターメロンなど、ですかね。 こちらは、普通に生活していると聞くことのないような名称、クロムトルマリンです。 濃いグリーンの中に、キラキラの宇宙が広がったような石です。 これがまたカメラでは全然伝わらない! やはり実物が一番ですね。 後1、2ピースはまだ店頭にあるかもしれませんので、気になる方はお声がけください。 本当に魅力的なルースです。 以前にも一度ゴールドでリングを作っておりますが、今回はプラチナのペンダント。 レース系でプラチナ自体珍しいですよね。 その中に輝く宇宙がまた涼しげでとても良い組み合わせです。
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トルマリンキャッツアイは残り3(2)ピース
ルース/宝石
2018.05.08
以前仕入れたとお伝えしたトルマリンキャッツ。 先日オーダーしてくださった方のリングを1つご紹介いたしました。 6ピースあって、残りは3ピース。 内1ピースは現状キープでございます。 こちらのグリーンは先日リングでご紹介したものです。 ピンクはキープ中。 上の濃厚なグリーンと、左のゴールデンカラーのグリーン。 こちらが残っております。 グレーはペンダントとして作らせていただいて、巣立ってゆきました。 上の赤系は、こちらもリングにいたしました。 また追ってご紹介しますね。 作ってしまおうかななんて思ったりもするのですが、残りの2ピースは全ての中でもかなりキャッツが強く、渋い。 どなたかのご依頼を待とうかなとも思っています。 我こそは!というかたはお知らせください。
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迷っています。
ルース/宝石
2018.04.11
たぶん仕入れるのじゃないかとも思いつつ。 しかし、予定外の仕入れを先日してしまったので、とりあえず、落ち着こうと思って、しかし先に写真だけ取らせていただいたものです。 イエローダイヤモンド。 エメラルドカットのような、でもちょっと変わったカットです。 私の手の潤いが足りないことはさておいて、この写真より実物はもちろん相当かっこよいのです。 ぎらついたイエロー。 0.6ctほどです。 オレンジ系で、とにかく、いい。 でも何にするかどうするか、まだ決めかねております。 気になる方はぜひともお声がけくださいませ。
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modified oldtype cushion cut Diamond
ルース/宝石
2018.04.09
今日いまさっき、ほんの一時間ほど前に仕入れた石をご紹介します。 modified oldtype cushion cut Diamond この名前は先ほど石屋さんと勝手に決めたものですが。。。 いわゆるクッション型に、オールドカットのようなブリリアントカットに比べるとカット面の少ないスタイルで、透け感と照りのあるとてつもなく美しいダイヤモンドです。 福永宝飾店では、いわゆるブリリアントカットというダイヤモンドといえばこれ、という定番カットから、アンティークを思わせるローズカット、オールドヨーロピアンカットと、他店ではなかなか目にすることのない、しかしかなりの魅力を持ったダイヤモンドを扱っております。 どれも、一生身に着けるアイテム、婚約指輪としても最高の石です。 そんなグループに、新たな仲間として加わりそうな予感を秘めたダイヤモンドを見つけてしまったわけです。 これでもかというくらい写真を撮りまくりました。 どうですか!!! なんて美しい。 この厳選した3ピースを選ぶのも本当に一苦労です。 大体0.5カラットあたりのサイズ感で、指に乗ると程よいサイズです。 大きすぎず小さすぎず。 まずは3ピース仕入れました。 かといって、この後いくらでも仕入れられるわけではありません。 どれも少しずつカットや大きさが違うので、これを使う場合はフルオーダとなります。 ブリリアントカットも綺麗だけれど、もう少し自分らしく個性が欲しい、ローズカットも好きだ気ももう少しキラキラしていたい。。。 というかたにはお勧めすぎるくらいの素晴らしいダイヤモンドです。 これを贅沢にもピアスに、というのも良いかもしれません。 もう少し小ぶりなカットがあったので、その場合は小粒でいいかもですね。 エンゲージはもちろん、ファッションリングとして作るのもデザインに遊び心がたくさん詰められそうでよいです。 もしかしたら銀座にもっていこうかなと思いますので、気になるかたはお早めにお知らせください。