福永宝飾店が立ち上がってから、13年。
稀に、希少価値が群を抜くようなサイズのダイヤモンドをお預かりすることがあるのですが、今回も久々のボリュームでした。
一つはカフスだったものを指輪に、もう一つはごくごくシンプルな、いわゆるソリテールのデザインであったものを身に付けやすいようにと、リメイクさせていただきました。
重ね付をする可能性も考えて、まずはカフスのダイヤを使ったものがこちら。
取り巻きの、シングルカットのような不思議なメレダイヤを使って、シャンパンゴールドでお仕立てしました。
このギラリと輝く感じが、クラシックな印象でとても素敵です。
重ねる可能性を考えて、中央を絞りました。




そして、ソリテールはこんな感じで生まれ変わりました。
もともとはこちら。
こちらは3ct超えておりますので、見た目以上に大迫力です。



できる限り高さを押さえて、少しでも身に付けやすく、というデザインです。








しっかり支えるということを加味して、二股の腕に、きゅっと絞りを加えて。
センターの石座は、軽やかな印象になるように、花弁のような透かしにいたしました。
迫力はマシマシですが、高さがない分ちょっとした時でも気負いなく付けられるのではないかと思います。
重ねるとこんな感じ。


シャンパンとダイヤモンドとプラチナ、この3つの組合わせは重ねたときの相乗効果が抜群ですよね。