というわけで、タイ出張記最後の投稿です。
石屋さんではいろいろ仕入れたのですが、ここでは個性爆発なめちゃかわ石を紹介しておきます。
帰国してから撮影したものです。






フローライトイントパーズ。
最近打ち損じが多くて、エックスで投稿したときにトパーズがインしていますと書いてしまって大反省。
外側がトパーズで、インしているのはかわいい青緑のフローライトです。
すみません。
気を取り直して、こちらめちゃくちゃかわいくないですか?
このボックスカットがまたかわいい。インしているフローライトも、結構きちんと色が分かって、結晶の形になっていてなんて魅力的な、と思い即決。
コレクションするだけでもいいよなーと思ったのですが、やはり私は言うても職人です。
揺れる系のアイテムで作りたいなーと考えています。
ペンダントか、片耳ピアスか。
それはさておき、最後の2025タイ出張記なわけですが、前夜早めに就寝とか言いながら朝起きられなかったらどうしようの不安から、全然寝られませんでした。
5時30分に起きる予定が5時前に起き、ゆっくりめに準備することにしました。
そして6時過ぎにはホテルを立ち、電車に乗って空港へ。
出国もあっけなく、機械で終了です。
フライトまでの時間、事前に通関の作業がwebでできるので、Visit Japan webというものでちまちま登録作業をしました。
しかし私の仕入れはここでははじかれる類のものなので、これもやるけれど東京についてからの作業がまだまだ待っています。
支払う税金のこともちゃんと記憶していたので、東京に到着したらATMに行かねば、と思いながら搭乗です。
行きに比べると苦手な飛行機も、家に近づくと思えば全くストレスなく過ごせました。
3列シートの窓際で、通路側の女性との間の1席には誰もおらず、大変快適。
ダウンロードしていたアダムスファミリーを見て、少し眠ったりご飯を食べたりとしている間に東京に到着。
さて、ここからです。
先に触れていた通関業務。
税金を払うために、空港で仕入れたものを預けます。
みんながスムーズに到着ロビーにどんどん吸い込まれていくのを横目に、わたしは別ルートに連れて行かれます。
そこで手続きをし、荷物を預けて、いざ出陣。
ここで、来年の私に向けて備忘録入れておきます。
「今回入力した輸入許可通知書を持っていけ」
気を取り直して、続きです。
ここは第2ターミナル。向かうは第3ターミナルから徒歩15分ほどの貨物合同庁舎という建物です。
第2ターミナルにいるので、目的地までのルートに徒歩はまず出てきません。遠いし歩ける道がない。
前回の仕入れの際に時間がかかりすぎて私はすべての終バス終電を逃し、タクシーで帰宅という出張最大のトラブルに見舞われたので、今回はそうなるまい!と心に決めて、迷わずタクシーで向かいました。
うろ覚えの場所でしたが問題なく到着し、時間外の庁舎の中に入り目指す窓口に到着。
おそらく、バンコクショーに行っていた方もいたのか、ちらほら人がいました。
ここで、自分が仕入れたものの種別や数、金額などを入力して、税金を支払うのですが、今どきのアプリのようにはなっていないので、ものすごく難しい。
前回は、窓口の方に手取り足取りお手伝いしていただいたのですが、今回は2回目だからいけるだろうと思われたのか、マニュアルを渡されたのみ。一年以上前の事、覚えているはずがない。
そして、もう東京にいて、家に帰れるはずなのに帰ることができないとんでもないストレスと不安により、進め方を読んでも読んでも頭に入らない。
謎の不安と戦いながら、マニュアルと画面の文言が違う、大文字小文字の違いか読み込んでもらえない、意味が分からない、その都度手を挙げて、質問し、税金の金額が何となくまとまり始めたころ、私は気づいてしまったのです。
ATMにいっていない。
あまりの絶望と驚きに、「しまった!」とかすかではありますが叫んでしまいました。
隣で入力している方がビクっとするくらいには大きな声で。
ここからATMがあるであろう空港まではまた少なくとも15分、空港に行ってATMを探して、また戻って、、、。
去年はどのターミナルから向かったのか忘れてしまったのですが、30分かけて歩いて庁舎に行きました。
たまたま日本円をちゃんと持っていたので税金が払えたのですが、あの距離が本当につらくて、もし戻るとなったら本当に心が折れる、と思ったし、今回は手持ちがないことも分かっていたので、絶対下ろしておこうとあんなに考えていたのに、やってしまいました。
でもここで落ち込んでも何も始まらないので、何とか平静を装って窓口の方に、一番近いATMの場所を、藁をもすがる思いで聞きました。
もちろん、第3ターミナル。全然近くない。
入力作業が終わって、書類のチェックをしていただいている間にお金を取りに行ってもいいですか、と質問し、もちろんですよ、と言っていただき、一旦はこのことを忘れて再び入力に戻りました。
そして何とか書類を作り終わり、チェックの段階になりました。
チェック中に、ではATMへ、と行こうとしたのですが待ったがかかります。
書類の種別に、要確認、的なところに引っかかってしまいました。
その場合、空港に預けた品を、ここまでもって戻ってきて、チェックしてからまた戻す、ということが発生してしまうかもしれないので、書類のチェックが終わるまでATMに行くのは少し待ってね、ということでした。
もう絶望です。
が、そこまでの要確認は上司に確認したら必要ない、という判断でしたので、ATM行って良し、となりました。
分かりましたと荷物を取ろうとした私の目に飛び込んできたのは、「その税金ペイジーで払えます!」というようなポスター。
まさかと思い、窓口の方に確認すると、ペイジーでも払えますよ!とのことでした。
たまたま、銀行カードもトークンも持っていたので、地の底まで落ち込んだ気持ちがものすごい勢いで浮上し、大急ぎでペイジー用の書類に書き換えてもらい、無事支払い完了!
出発前の私、いい仕事しました。
出張中に上がってくる支払があったので、課長に頼むよりこちらでトークンもって処理したほうが早いなとすべて持って行っていたのが功を奏しました。
長距離をキャリーバッグをもって往復することなく、無事税金を支払い岐路に立ちました。
まだ吉祥寺へのリムジンバスもある時間。
帰宅したら、金曜日だったので、子供たちも金ローを見ていたようで起きていました。
みんなの元気な顔を見て、ほっとして、大好きな翠ジンソーダをいただきました。
凝縮してはいますが良い石も仕入れられたし、勉強にもなったし、やはり二回目ともなると少し慣れてきた部分もあり、また行きたいなと思う出張でした。
2025対出張備忘録、お付き合いくださりありがとうございました!