最終日は、午前中にショーに出向いて午後はアポを取っていた石屋さんの事務所に向かう予定を立てました。
ショーには、初日からずっと気になっていたところと、前日に仕入れたサファイアのお店のもう一つのサファイアがどうしても忘れられなかったのでもう一度確認しようと思っておりました。
この下側のおむすび型。
これまたいい色ですよねー。ティールブルーというやつでしょうね。
お店の方もそのように言っておりました。
形もまたいいです。というわけでもちろんこちらも仕入れました。


初日から気になっていたところというのは、オーストラリアのサファイアを扱っているお店です。
前回タイに来た時に仕入れたオーストラリア産のサファイアがあるのですが、これがとにかく魅力的な色合いでしたので、それからずっと気になっていて、今回のショーでも別のお店ですが陳列されているものを見て、これはかわいい、と思い何度か見に行っていました。
もともとはカボションのものが気になっていたのですが、出してもらってみてみたり、何度か確認していてもどうもしっくりこなくて、行ったり来たりしているうちに別のものを発見。


すごく小粒ですが、このど真ん中のイエローが目に留まって、いろいろ話を聞いていると、オーストラリアのサファイアは、グリーン系が多い中黄色は10%ほどしか取れないということでした。
色もいいし、とにかくかわいい。
小さいけれど大きな存在感のこの石を手に入れることを決めて、伝票をあれこれしてもらっている間にほかのものを見つけてしまいました。
それが前後のグリーンのタイプ。
シルキーで、いい色です。
というわけで合計3ピースをこのブースからは仕入れました。
ここのスタッフのお二人、めちゃおしゃれで素敵でした。
そして最後、初日に立ち寄ってゾイサイトを仕入れたブースへ再び。
あの攻防戦を繰り広げたお兄さん方と再び相まみえることとなりました。
ケースの場所が変わっていたので、改めて気になっていたグリーンからイエローっぽいゾイサイトを見せてもらいました。
にもかかわらず結局選んだのはこの、なんとも言えない絶妙な色合いのゾイサイト。



横から見ると紫に変化。画像だとよくわからないのですが、ちゃんと色が違います。
真上からは、深いブラウンのような、その奥に青紫のような色合いが見えて、とんでもなくかっこいい個性的な石です。
これらが、最終日に仕入れた石たちです。
これでバンコクショーとはお別れ。良い経験をありがとうございました。
この後いった石屋さんで仕入れた者たちはまた追って紹介いたします。
翌日朝割と早い便で帰ることになっていたので、荷物をまとめて早めに就寝しました。
次の投稿が、タイ出張記の最後。
帰国編。
私の最大の難関、通関についての話を書きたいと思います。