備忘録 2025タイ出張出発後②

備忘録 2025タイ出張出発後②

あっという間に忘れかけている自分に驚くばかりです。

気を取り直して滞在二日目にしてイベント初日。

今回の出張メインは、「第72回バンコク宝石・宝飾品フェア」です。

香港にいくか、バンコクに行くか。

会期が、バンコク→香港ということだったので、バンコクがこのGEMショーのスタートという気がして、バンコクを選択しました。

と、ここで今入力しながら思い出したことがあります。

なぜ初日にぷらぷらICON SIAMに船を使ってまで行くことにしたのか。その理由にもあたります。

というわけで、巻き戻ってバンコクの空港に到着した朝のお話をここで挟みます。

飛行機の中だったか、降り立ってからだったか、とにかく、一つ大きな忘れ物をしたことに気づきました。

それは、「名刺」。

日本人ならば、ビジネスには名刺がつきものであるにもかかわらず、忘れたのです。

最悪です。

いつも持ってるカバンから変えたこと、またこのバンコクショーの入場チケット手配の準備物、入場に必要なものにパスポートと入場用ID以外になかったこと、これが要因です。

飛行機から降り立ちネットがつながると同時に、藁にも縋る思いで「バンコク 名刺」という単純極まりない検索をしました。

すると、日本語でしっかり日本人向けに作られたようなサイトを発見。

その名も、バンコク名刺センター。

しかも滞在先のホテルにめちゃ近い。

通常でも翌日にできるようで、これなら間に合うということと、焦っているときにありがたいこの早めの8:30オープンという完全に気持ちだけの問題ですが、そんな気持ちを落ち着かせてくれるサイトに巡り合えたのです。

とはいえまだ7時とかだったので、とりあえずメールを送りました。

これだけしっかりした日本語サイトだからきっと日本語でも行けるはず、、、と信じてがっつり日本語で。

すると、早朝にもかかわらず、担当の方から早速お返事がきました。

しかも日本人!

場合によっては手描きでも何でもいいかなと思っていたのですが、これはまさに文明の利器、クラウドに保存していた完全入稿データにアクセスすることができたので、それをそのままメールで送らせていただいたところ、これならそのまま印刷に進めるので、今日午後には出来上がります、とのお返事が。

これもう完全に神ですよね。

ホテルから近いようなので、では午後に受け取りに伺いますということで、わたしは船旅に出たわけでした。

残念ながら担当してくださった日本人スタッフの方は日本に出張中で会えなかったのですが、スタッフの方からしっかり受け取りました。

こんなエピソードも忘れるなんてほんと驚きです。

急すぎる対応は難しいとは思いますが、タイで名刺が必要になったらぜひ。

では、気を取り直して二日目始めます。

写真は、初日だったか何日目だったか、時間が来たので退出して購入したミルクティーと会場入り口。

このミルクティーのストロー、2,3㎜くらいの細く硬めのストローが3本連なっていて、意外と飲みやすい。

みんな会場前で自撮りしてましたが、そんなことは全然できない小心者なのでこれが限界。

そしてもう一つは会場のレストランエリアで食したガパオ。

Phat KAPHRAO World CHAMP

めちゃうまでした。

会場は、昔々のIJTのよう。

10年以上前のジャパンインターナショナルジュエリーフェアや、ギフトショーなんかは、会場が何フロアもあって広くて、じっくり見るには一日だと少し心もとない、というくらいでしたが、こちらも同レベル、という印象です。

カラーストーンの会場では、バンコク内にあるJTCの業者さんや、その他香港本社の石屋さん、インドに本社があるというブースなんかもありました。

この辺りは日本のショーとそう変わらないかもですね。

圧倒的な数の、ルビーサファイアエメラルドの中にある私好みの石を探すのはなかなか至難の業でした。

でも、やっぱり気になる石は目を引くので、吸い寄せられるようにそのブースに行き、selectさせてもらい、まずはこんな感じで仕入れました。

トルマリンとタンザナイト。

トルマリンは、なかなか渋色で、一瞬サファイアかなと思い近づいたくらい青と紫がきれいな深みのある色でした。

カットもきれいです。

タンザナイトは、インスタでも少し触れたのですが、この青以外にグリーンとイエローがありました。

その時点ですでにゾイサイトなわけですが、石屋さんはしきりに「rarestone!」「green tanzanite!very rare!」「yellow tanzanite very rare!」とのたまうわけです。

でもやっぱりどう考えてもゾイサイトなわけですので、私はずっと、いや、ゾイサイト、と言い続け、石屋は苦笑し、謎の攻防戦を繰り広げました。

大丈夫。

私はゾイサイトが好きです。

タンザナイトという名を冠せずとも、いいものはいい。

上の写真は一応非加熱のケースから選んだので非加熱とのことでしたが、混ざってるかもということだったので、青が強いものはおそらく加熱かと思います。

とはいえ緑寄りだったり、三角のものはインディゴみたいな渋さがあって、大変良いです。

そんな感じで初日はひとまず終了。

文章力がないので、非常に読みづらいかもしれません。

私の頭の中の動き方をさらけ出しているようで、なんとも恥ずかしい気もしてきましたが、とにかく考えることが多すぎるので、思考はあっちこっちと大忙しのバンコク出張です。

まだもう少し続くと思いますが、お付き合いいただけると嬉しいです。