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石留中です
お知らせ
2018.06.18
ただいまオーダ分など石留しております。 とりあえずある程度は完了しましたので、あとは仕上げて完成。 6月末から7月上旬あたりの皆様分でございます。 本当は留めたら磨きまで一気にやってしまって、満足感を得るのがだいすきなのですが、あまり焦っても良いことはないので、今日はここまで。 がまんがまん。 明日は定休日です。 アリさんの展示も明日はお休みですので、ご注意くださいませ。
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K18チェーンを磨く TOWN TALK
お知らせ
2018.06.17
今日はたまたまサンプルになりそうなくらい色が変わったチェーンを預かりましたので、磨くまでの工程をお伝えいたします。 K18のチェーン。 もう10年以上は使っていないのではないでしょうか。 祖母のものです。 母から預かりました。 K18は銀や銅がはいっているので、硫化という現象で、シルバー製品のように黒くなることがあります。 特に使わないで放置しておくとこうなります。 シルバーほどではないですが、やはり黒っぽく色が濃くなっていますね。 こちらタウントークというイギリス老舗のケア用品ブランド。 こちらのゴールド用のものを使ってみます。 ちゃぽんとつけること数分。 すこーし取れましたが大して変わりません。 もう長い年月放置されていたので、液体ごときではどうにもならなそうです。 そのあと、もう少し強い液につけました。 それでもこれくらい。 だいぶくすんでいますが、最後はこの研磨剤入りの磨き布でごしごし。 どうですか? やっぱり研磨するというのは一番美しくなりますね。 深い傷はさすがに取れませんが、黒い表面の流加は取れて、研磨剤が入っているのでしっかり磨ける分、液体だけで済ませた時よりもはるかに美しい。 こうやって、まずは簡単に磨くだけでかなりきれいになります。 箪笥の奥にしまい込んでいるもの、譲り受けたけどこれ何だろう?と思っているものが実はK18など、貴金属であることも多いです。 小さくこういうところなどに刻印がされていますので、ぜひ見てみてくださいね。 見られない場合は、お持ちいただけたら刻印探します!
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インド細密画展 本日よりスタート
お知らせ
2018.06.16
本日より始まりました。 今日はなんだか寒すぎですね。 明日はまた晴れるようなので、ぜひともお出かけくださいませ。 パッとみもかなり繊細ですが、アップにして耐えられる絵であることが素晴らしい。 この線の細さ、奥行き、色彩の鮮やかさ。 これは象牙に描かれた植物とクジャクのしっぽ。 どどーん。 こんなに寄られたら!私なら倒れてしまいます。 弁財天様もジュエリーもりもり。 神様は美しく着飾っているイメージですよね。 このぞうさんかわいいですよね。 素敵な織物をかけておられます。 ご来場お待ちしております。 2018/7/8(日)まで。
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2018年6月15日ここから7年目へ
お知らせ
2018.06.15
ビュン。 と音がしそうなくらいのスピードで、一年が過ぎ、気づけば本日をもって、福永宝飾店は丸6年。 7年目に突入いたしました。 毎年しつこく振り返ります。 そう、振り返ると、6年前は吉祥寺で私たちのようなスタイルでジュエリーを作るお店はほとんどなかったのかなと思います。 今でも、夫婦二人ともががっつり職人、スタッフゼロ、というのもありそうでないかとは思いますが、たった6年、されど6年の間に目まぐるしくジュエリーというものの価値や見え方が変わったと思います。 ハイクラスな石も身近になったような。 石好きな型同士の交流が増えて、皆様いつもきらきらしています。 そしてブライダルも、クラフト感の溢れる身に着けやすいものが一気に増えましたね。 はじめは物珍しく思ったものも、今では自由に選べる時代です。 検索するすべもたくさん、情報もとにかくたくさん。 そんな中で、本当に直接職人の顔が見えるということで、私たち福永宝飾店を選んでくださる皆様がいらっしゃることに、日々感謝しております。 直接見えすぎて我々は毎日ドキドキして過ごしておりますが。。。 その分、お渡ししたときの、今までのやりとりでは見たことのない表情、喜ぶ姿、幸せを小さくかみしめるしぐさなどを拝見し、心から手掛けさせていただいてよかったと思えますし、お客さまもきっと思い出に残るものになっているのだと感じています。 これは、私たち夫婦が直接、伺ったものを形にしていくからこそ、お互いに体験できる感情だと考えます。 どんなスーパー販売員さんがいたとしても、こういう感覚にはなれないのかなと思います。 毎年この節目には、こういったありがたみや、自分たちがぶれずにやってきたことを思い返し、そして、オーダーくださっている皆様の顔を思い出しながら、やってきてよかったのだと、これからも続けられるのだと自分自身を鼓舞しております。 全てがパーフェクトにはなりません。 まだまだ力不足なこともたくさんあります。 だからこそいつまでもレベルアップしていきたいものです。 今の私はジュエリーがお好きな皆様の、ちょうど真ん中くらいの年齢になってきたのかなと思います。 今の私だからできる提案や、商品を日々生み出していけたらと思います。 思いますだらけです。 そこにまだ私の未熟さがにじみ出ます。。。 強くありたいものです。 お客様のご希望を具現化するとはいえ、どんなシンプルなものも、なんだかんだで福永宝飾店らしさというものが見えてくるようになりました。 その個性を、これからも好きでいていただけたらなと思います。 これからの一年も、どうぞどうぞ、よろしくお願いいたします。 代表 福永ゆうき 課長 福永大輔 会長 もうすぐ4歳 新人 そろそろ昇格?
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6/16よりいよいよいよ
お知らせ
2018.06.14
始まります。 https://www.picogramdesign.com/miniature/ インド細密画展 というわけでございます。 また詳細改めてアップいたします!
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こんなエンゲージもあります
結婚指輪と婚約指輪
2018.06.13
そういえばこれも、ずっと昔から作っているものの店頭に並んでいなかったもの。 3stoneのエンゲージです。 中央は小粒ながらも6本爪で、丸くふっくらした腕が特徴です。 トータルで0.3ctほど。 たくさん並んで眩しい!ってことはないのです。 並ぶと、意外と分散して派手すぎる雰囲気にはならないのが、このデザインの特徴です。 シンプルな、でもすっきり華奢なかわいらしいデザイン。 そしていよいよ今週末から細密画始まります。 ぼちぼち展示はじめました。 また紹介させていただきます!
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原型とシャンデリア用の石
ルース/宝石
2018.06.11
今日も雨ですねー。 明日は暑くなりそうです。 今日は、何とも体と頭が重く、課長の仕事を覗きに行ったり、常にたまっている仕事を仕分けようとしてみたり、でもうまく進まずで、もそもそしておりましたが、 午後何とかやる気を振り絞って、ちくちく製作をしておりました。 これは、お取引のある高松のpixieさん用ですが、 どアップ。 こんな感じで、原型となる青いワックス素材でうにょうにょと石に合わせて、はんだごてのようなペン先に熱が伝わる道具で、溶かしつけて形を作っていきます。 この細い線は、0.5㎜ほど。 この石はものすごく大きいですので、たっぷり目に装飾を付けております。 pixieさんは石屋さんです。 みなさん、自分の気持ちとフィットする石を選んで、それを身に着けられるように、ということで店主から私の方に依頼があります。 縦か横か、もしくはいつもの感じで!以外はほぼお任せで作らせていただいております。 福永宝飾店で扱う石とはまた違った、個性豊かなものが豊富です。 そして、店頭シャンデリアを作りはじめましたが、決定した石はこのあたりです。 手前右のグリーンとその隣、会長言うところのパポー(紫)は、色の濃淡や光かた、内包物具合がとても似ているので、ペアにもなるかなと思います。 その隣のグリーン、ピンクも同じ感じです。 このグレーは、縦に細長ーいです。 シャンデリアとしてつるりと雫が垂れている感じがイメージできたので、 採用です。 これは1つしかないのですが、片耳だけでもすごく良い気がします。
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梅雨ですね
日常
2018.06.10
それはもう梅雨らしいお天気。 朝は何とか傘もなく来ましたが、帰りはさすがにそうもいきそうにありません。 今日はとてもとても素敵な石をご紹介させていただきました。 隕石からのペリドットです。 石はまたリングが完成してからご紹介したいと思っておりますが、あまりの魅力の強さに、私も気合が入りすぎて、何をどう説明しようかと考えたり、実際にご紹介したりで、これだけで一日消耗してしまいました。 しかし何とか仕事をせねばと、ご予約の合間合間でオーダー品の石合わせ等を黙々とやって今日は一日が終わりそうです。 何がそんなに魅力的か。 そもそもペリドットとなる橄欖石を抱えた隕石自体が、地球に飛来する隕石の中の約1%しか存在しないこと、そして今回ご紹介したペリドットはそもそもが質がよく美しい。 2008年にジェパラ(インドネシアの村)に落下したものなのですが、500kgの隕石で、質は良いですがなかなか宝石となりうるカットが取れず、 最大でも2.77ctだそうで、とにかく希少価値が高いわけです。 かつ、石の中に虹色の針状インクルージョンがあるのもその中で5%ほど。 今回ご紹介したものにはそれが見られます。 と、語りだせばきりがない。 ただ、希少価値の面だけではありません。 パッと見て魅力的であったからこそ気になって、仕入れたわけです。 深みのあるオリーブグリーン。。。 とにもかくにも、完成しましたらまたご紹介いたします! 梅雨らしすぎて、晴れ間がいきなり恋しくなりました。 とある休日。 そこに乗るべきは会長だったのですが、前方座面にて爆睡しております。 新人は新人で、前よりもここに乗りたいわけで、良しといえばよしですが、まだつかまりきれていないので、集中しすぎてベロが出てます。 晴れの休日がまた来ると良いですね。
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結婚指輪をアップしました!
お知らせ
2018.06.09
少しだけですが、やっとまたアップし始めました。 やることというのはかなかななくならず、落ち着かず、でしたが合間をぬってこれからもアップしていきます。 こちらはフェデリング。 手を取り合う。 信頼、という意味のある指輪。 素敵です。 https://picogramdesign.com/bridal/marriage-engagement/
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Octagon pendant
お知らせ
2018.06.08
オクタゴン。 八角形。 エンゲージでも、福永宝飾店といえば八角形。 六角形も考えたのですが、何となく私の好きなバランスでは無く、自然と八角形になっていきました。 そのエンゲージはやはり人気があって、その形をベースにいろいろとカスタムすることが多いです。 こちらもその一つ。 0.6~0.7ctくらいでしたでしょうか。 少し大ぶりなダイヤモンドです。 シンプルな爪にしてすっきり見せる方法もありますが、あえて枠をしっかり作ることで、意外にも身に着けやすくなります。 と、私は思っています。 少し長めのチェーンで、色はシャンパンゴールドで。 ダイヤのペンダント。 良いですねー。憧れます。 日本では、八角形は縁起の良い形、福をもたらすといわれており、そもそも八という字が「末広がり」ということで縁起の良い数字とされていますね。 なんと福永宝飾店もよくよく考えれば末広通にあるではないですか。 福をもたらす八角形と末広通。 六角形にはない八角形の丸に近いフォルム。 ただそこに惹かれただけだったのですが、振り返り見直してみると面白い縁ですね。
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今日もせっせとシャンデリア
ルース/宝石
2018.06.07
小粒目のもので、長めのチェーンで、キラキラっとするのも素敵、と思い、小さいものもいくつか。 ペアとして成り立つ、けれども色の違う組みあわせという方向性で製作しております。 夏だし、綺麗な色が映えるかなーと思います。 そして、これも作ろうかなと思っていたのですが。 トルマリンです。 黄色が珍しいですね。 グリーン寄りではありますが、深みがあり、煌めきも美しいイエローです。 右下。 わかりますか? なにかがちらつくのです。 太陽のもと。 位置を変えて左下。 室内。 日陰で。 インクルージョンかクラックか、、、インクルージョンかなと思いますが、ダイヤモンドなんかでいうとやはりあまり入っていてほしくないもの。 もちろん物にもよりますが。 まるでムーンストーンのシラーかなと思いました。 私が見た時はもっとはっきり見えたのですが、本当にちょっとした角度ですぐ見えなくなる、まるで魔法か呪文のような一瞬。 シャンデリアピアスにしようと思っていたのですが、ちょっと保留。 これはこれに良い別の出番がある気がしております。 こんな風に、あれこれ見つけて仕事が進まない。
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このあたりでシャンデリアを
ルース/宝石
2018.06.06
作ろうかなと思って手を付け始めました。 そして気づいたこのルース。 中央のペアシェイプ。 ブルーとグリーンがちょうど真ん中で分かれているのです。 購入した時も、それに気づいていたのかちょっとあまりにも昔過ぎて思い出せませんが、きっと何かが引っかかって仕入れたはずです。 指紋べったりですみません。 でとりあえず今日は、この3セット合計6ピース分を作り始めました。 一応、ペアになりそうなグループにしましたが、シャンデリアですのでもちろんばら売りです。 これは小さいです。 ですが魅力的過ぎるくらいの存在感ですので、シンプルめに。 こちらはとても明るく美しい水色。 これから迎える夏に向けて最高です。 そういえば梅雨入りしましたね。 梅雨時期の雨のしずくを思うのも良いかもです。 あ、それまでにはできないかも。。。 そしてこの手前のペアシェイプと奥のオーバル。 グリーン系ですが、これも中央と縁とでもわっと色が変わっていて、何とも深みのある美しいグリーンです。 1つだけで魅力的な石はまだ山盛りなのですが、ペアとしては、、、。 とも思うのですが、本来のコンセプト、「選ぶ楽しさを」を思い返して、他のものもシャンデリアに仕上げていきたいです。 7月中にできたらなー!
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Montana sapphire
ルース/宝石
2018.06.04
モンタナサファイア。 お恥ずかしながら知りませんでした。 非加熱の自然な色です。 今日は所用ありまして、石の受け取りにまた仕入れ会場に行っておりました。 その時に新たに発見。 某I氏に出会いまして、おしゃべりをしつつ教えてもらいました。 そしてルース屋さんにも何がよしとされるのかを説明してもらい、そのうえで選んできた2ピース。 非加熱ゆえか、色が混ざり合い、バイカラーになっているのも特徴といえば特徴なのかもしれません。 美しい。。。 ブルーグレーグリーンっぽいものが特徴だ、とおっしゃっていました。 イエローももちろん出てくるが、それはまた別の産地のように思えるので、モンタナサファイアとしてはあまり人気がないとのことでした。 今回仕入れたこの石には、左はブルーグリーンいろにうっすらと黄色が見えます。 淡く入っているので、ミントグリーンにも見えて落ち着いた色合いが素敵。 隣のものは淡いグレーブルーにイエローが差しているような感じですね。 手に乗るとまた雰囲気が変わります。 トルマリンともう一つ、私好みの石が見つかったかなと思います。 しかし! トルマリンに比べるとより数が少なく価格も↑↑です。 しかし小粒でも強い存在感。 その魅力をうまく見せられるデザイン考えないと~ですね。
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スクエアバイカラーのリング
お知らせ
2018.06.03
先日オーダーくださったお客様が、どうしても、どうしても2つまで絞った石を選びきれないということがありました。 どちらも良くて、でもそれぞれ違って、確かに難しい選択です。 私画見ても、どちらもリングにお仕立てしてみたいなと思えるルースでした。 というわけで、2点製作し、内1点を選んでいただく、という方法を取りました。 その代わり、装飾等は完全にお任せいただき、残った1点は店頭用にするという条件のもと取りかからせていただきました。 そして残ったリングはこちら! グリーンからピンクへ、ほんのりブルーも入り、かつ虹色も見えるとても綺麗なトルマリン。 虹は、インクルージョン等によるものですが、これだけ美しく入る虹なら大歓迎ですよね。 日当たりが良すぎたため、あまりきれいに撮影できなかったのですが、それでも十分に魅力は伝わりますでしょうか? K18ROSEカラーで、サイズは6号です。 ピンキーなんかにもいいかもしれません。 ぼちぼち店頭に並びますので、ご興味のある方はお早めにお知らせください!
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再来週より「インド細密画展」です。
お知らせ
2018.06.02
6/16(土)~7/8(日)まで開催予定のインド細密画展。 もう間もなくですね。 アリさんの絵も準備がされ始めています。 新しいものもまだ描いているようなのですが、間に合うのか、、、。 見られると良いなーと思います。 期間は4週間と少し長めです。 ゆっくりとご覧いただきたいなと思い、そのようにしてみました。 土日はおそらくアリさんも在郎予定です。 またそれ以外の日程でも、ご相談いただけたら在廊できるかもしれませんので、ご連絡ください。 それにしても今日は暑いですね! わたしはこれから走って帰ります! しっかり体力をつけて、ぴちぴちの子供たちと元気に遊べるよう頑張ります。