本日ご紹介させていただくご結婚指輪、遠方からのご依頼でした。
一度もご来店の無い状態で、メール、デザイン画、サンプルのやりとり等だけで進めていきました。
通常より多くのやり取りを重ねましたので、大変お疲れにもなったかなと思います。
辛抱強く、じっくりご検討くださって、本当にありがとうございました。
まるで重ね付けをしたようなバランスで、丸い線と平打ちの形を削り出した一本のリングです。
お二人とも鏡面仕上げで、レディースはイエローゴールド、メンズはプラチナです。
どちらにも二本のリングを引っ付けたようなフォルムは同じにして、レディースにのみ石を留めました。
ミル留でくるっと囲んだかわいらしいダイヤモンドです。
全体は平打ちタイプのリングですが、角は多めに面取りして丸みをつけているので、指あたりはかなり良いかなと思います。
遠方故に、お渡しも配送となると本当に緊張しすぎて、お返事いただくまでは生きた心地がしないのです。
かれこれ2年前、ですね。
お渡しして早々に、写真とともにご報告をいただきました。
その時のブログがこちらです。
〔福永宝飾店日報〕
なんと旧ブログ!
懐かしすぎてしげしげと他人事のように眺め読んでしまいました。
この文章力で、この言い回しで、一体どんな人物なんだろうと、皆様にどういったイメージを持たれているのだろう、とふっと気になってしまいました。
それはさておき、温かいメッセージと写真とをいただき、さらに贈り物までいただいてしまい、本当に恐縮でございました。
あれから二年、とっても素敵な指輪に成長していることと思います。
東京に来られる際は、ぜひともお立ち寄りくださいませ!